K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

日本酒(北陸・甲信越)

『梵(福井)』氷温熟成の奥深さ、ここにあり。

「時不知(ときしらず)」と呼ばれる鮭をご存じだろうか。 鮭は本来秋になると産卵のために遡上するのだが、稀に5,6月に戻って来るものがいる。 産卵を終えた秋鮭と異なり、丸々太っていて脂乗りも最高。 そんな鮭を人は「時不知(ときしらず)」と呼ぶ。 造…

『越後鶴亀(新潟)』レトロなラベルが印象的。

私は飽きっぽい性格だ。 ずっと継続していることや、好きで追いかけているものがほとんど無い。 老いていくにあたり、これはちょっと寂しい。 常に新しいものを追いかければ良いが、徐々に出来ることが限られてくる。 さて、どうしたものか。 今回はこちらの…

『越乃白雁(新潟)』新品種「新之助」を使った一本。

東京都のコロナ新規感染者数が高止まりしている。 そして感染者の多くが20~30代の若者だ。 だが20~30代の多くが感染者、というわけではない。 それでも若者たちが飲みに来ると、店にはある種の緊張感が走る。 そんな中で22日から「Go To キャンペーン」が…

『神渡(長野)』すっきりとしてバランスの良い一本。

今日は七夕。 いつもはスルーだが、今年は短冊に書きたい事がたくさんある。 「コロナが終息するように」 「自然災害がこれ以上起きないように」 「自分と家族の健康」 「お店の存続」 「世界平和」 「オリックス5割(苦笑)」…。 こんなときは何でもいいか…

『早瀬浦(福井)』地元の漁師に愛される酒。

東京都のコロナ新規感染者数もめっきり少なくなった。 季節的なものか?はたまた自粛の効果なのか? いずれにせよ緊急事態宣言の解除は秒読みだ。 思えばこの2ヶ月あまり…。 コロナのことしか書いていない。 それほど衝撃的な日々だった。 日常生活が激変し…

『吉乃川(新潟)』歴史のある蔵が造るふくよかな酒。

コロナ休業に入ってから、家でテレビを見ることが多くなった。 その中で好んで見ているのが、太田和彦氏の居酒屋を巡る旅番組。 数年前の再放送だが、十分楽しい。 今は行くことができない「旅」や「呑み」の気分を味わえる。 また太田氏の朴訥な語り口に、…

『常きげん(石川)』霊峰白山を望む加賀で醸す酒。

当面、夜間の営業を自粛している。 ランチは「条件付き」で営業している。 営業時間と入店人数を制限し、メニューは丼ものが中心。 短時間でサクッっと食べて頂くつもり。 しかし、日中に店を開けていると…。 昼呑みの老人たちがやって来る。 行きつけのカラ…

『久保田(新潟)』言わずと知れた新潟の銘酒。

過日体調を崩したが、だいぶ回復してきた。 やはり無理はいけない。 歳を考えろ、ってことだ。 健康診断は毎年受けている。 何も引っかからない。 だからといって歳には勝てない。 思考の切り替えが必要である。 ちなみに健康診断の基準値は、以前より厳しく…

『〆張鶴(新潟)』新潟産「越淡麗」で仕込んだ一本。

忘年会もピークを過ぎた。 例年より少な目だが、週末はそれなりに盛り上がった。 ところで「3010運動」なるものをご存じだろうか? 日本ではいわゆる「フードロス」が年間621万トンもあるという。 それを少しでも減らそうと一部の省庁が呼び掛けている運動。…

『天狗舞(石川)』香味と酸味のバランスが稀有の酒。

2019年の飲食店の倒産件数は過去最多になりそうだ。 中でも「酒場・ビヤホール」の倒産は143件で、11月時点で最多を更新している。 飲食店の倒産動向調査(2019年) | 株式会社 帝国データバンク[TDB] 原因として消費増税や節約志向があげられるが、店側の問…

『謙信(新潟)』ひと夏を越えて丸みを増した一本。

今週のお題「秋の空気」 飲み屋をやっていて「秋」を感じるのはどんな時か? 夕方5時の開店時間。 シャッターを上げると、外が薄暗くなっている。 「真夏は7時頃まで明るいのに…。もう秋だなぁ。」 毎年のこととは言え、この変化は目に留まる。 気温が下がっ…

『真澄(長野)』”七号酵母”発祥蔵がつくる辛口酒。

台風が接近中である。 史上最強の台風らしい。 明日は営業ができないかも知れないな。 それよりも、無事に過ぎ去ってくれることを願うばかりだ。 突然襲ってくる災害が多い中で、台風はある程度予測ができる。 それでも必要な備えをして、じっとしているしか…

『川中島(長野)』女性杜氏が醸す、まろやかなお酒。

時折、過去の記事を読み直すことがある。 そして思う。 「これは酷い…」 このまま公に晒しておくのは、いかがなものか。 少しずつ修正しているが、遅々として進まない。 いっその事、書き直してしまったほうが早いのでは? そんな考えもよぎるが、これだけの…

『九頭龍(福井)』黒龍酒造が造るフルーティなお酒。

9月だ。 9月は30日までだ。 そして月曜日が5回ある。 …そんなことはカレンダーを見れば分かる。 問題は月曜日が定休日ということだ。 つまり営業日が25日しか無い。 これはなかなか厳しいのである。 しかも今日は台風が直撃しそうな気配。 営業が危ぶまれる…

『想天坊 じゃんげ(新潟)』”蛇が逃げる”ラベルが妙。

明日は7月7日、七夕だ。 福島競馬場では、恒例のハンデ重賞「七夕賞」が行われる。 7月7日に七夕賞が開催されたのは、過去3回。 今回は2013年以来。 このレース、やはり「7」という数字が気になる。 今回は、藤田菜「七」子騎手が騎乗するので注目したい。 …

『川中島(長野)』”心の酒造り”がモットーの老舗蔵。

近年、多くのものが機械やAIに置き換えられている。 自動化、省力化が進んで、確かに便利になった。 その反面、人のふれあいや温もりが失われていないだろうか? 培った技術や文化や伝統が、廃れつつあるのではないか? ・・・・・ 造るのは、長野市川中島町…

『黒龍(福井)』米の旨みと爽やかな飲み心地が調和。

【常連M氏との会話】 M氏 「このお酒、クセがあるね。」 私 「えっ?腐ってる??」 M氏 「いやいや。腐ってはないでしょ w」 私 「・・・」 歳を重ねるとねぇ。 「言い間違い」に「聞き間違い」 毎日がスリリングだ。 さて、今回のお酒はこちら。 造るのは…

『山間(新潟)』妥協なき四代目が醸す、究極の味。

【常連M氏との会話】 FX取引をやってるM氏が嘆く。 スマホで為替チャートを見ながら…。 M氏「ドルの下げが止まらん。※※が止まらない~♬ って歌いたくなっちゃうよ!」 私 「えっ?『ロマンティックが止まらない』ですか?」 M氏「はぁ?『悲しみが止まらない…

『凌駕(新潟)』雪深い米どころで醸される特別純米。

お正月の風物詩とも言える「箱根駅伝」が終わった。 青山学院大学の5連覇を、東海大学が阻んで初優勝。 母校の東洋大学は、往路では優勝したものの復路で逆転されて総合3位。 前年と同じようなパターンで、総合優勝を逃した。 この結果をどう見るか? 「頑張…

『想天坊 じゃんげ(新潟)』超辛口生詰めの限定酒。

スマホ撮影、季節の日本酒シリーズ第5弾。 ついにシリーズ化したっ!? 新潟県長岡市にある「河忠酒造」が造る限定酒。 「想天坊」の別ブランドとして造られている「じゃんげ」シリーズ。 その中でも印象の強い一本。 蔵の裏手に「じゃんげ(蛇逃)の滝」と…

『八海山(新潟)』魚沼の大自然から生まれる銘酒。

営業が終わって帰路につくのが深夜1時頃。 その時間にチャリで走っていると、よくお巡りさんに止められる。 昨夜も二人組のお巡りさんに止められた。 「こんばんは。ちょっとよろしいですか」 「はい、どうぞ」 「お父さん、こらからお仕事ですか?」 「いや…

『高千代(新潟)』日本酒度+19 の超辛口純米酒。

最近ニュースを見ると… 「やっぱり文書がありました」なんて話しばかり。 これでもか、と出るは出るは。 官僚ももう支えきれないと悟ったのか? 崩れだすと脆いものだ。 組織たるもの、長くなると驕り、慢心、油断が生じてくる。 そして内部から、足元から崩…

『黒龍(福井)』「石田屋」の屋号を持つ黒龍の定番。

Yahoo!ニュースを見ていたらこんな記事が。 withnews.jp 一杯目のお酒として、ビールが減って、ハイボールが増えている。 また、癖のない焼酎や、本物指向の日本酒、ワインが伸びているとのこと。 データを提示して検証している。 お店での感覚も、概ね近い…

『手取川(石川)』果実感たっぷりのジューシーな酒。

忘年会シーズンも真っ只中。 2週目の週末を終えて、ひとやま越えた感じだ。 忘年会はひどく疲れる。 飲み方が激しいし、とにかく荒れることが多い。 無事に終わるとホッとする。 そんな疲れた心と身体に染み入る一本。 造るのは、石川県白山市にある吉田酒造…

『萬歳楽(石川)』永遠の豊かさを願う祝い酒。

連続で日本酒を紹介する。 前回の「天狗舞」と同じく、石川県白山市にある「小堀酒造」のお酒。 「天狗舞」と比べるとマイナーな印象だが、創業は江戸享保時代の老舗である。 明治中期に萬歳楽と名付けられた。 その名は「永遠の(萬歳)豊かさ(楽)を願う…

『天狗舞(石川)』豊かな自然が生み出す加賀の名酒。

本格焼酎が続いたが、今回は久しぶりに日本酒を紹介する。 春先に入れたが、最近やっと完売した。 ちょっと時間がかかってしまった。 なぜなら、日本酒党の常連さんがほとんど飲まなかったこと。 その人はあまり名前の知られていない銘柄を好んで飲む。 この…