K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

日本酒(北陸・甲信越)

『羽根屋(富山)』羽のように軽やかな富山の銘酒。

私は社会に出て以来、ずっとサービス業に携わっている。 ゆえに「デスクワーク」は未経験だ。 そんな私は「テレワークなんて最高じゃん!」と思う。 しかし実際やってる人にとってはそうでもないらしい。 さて、今回はこちらのお酒。 造るのは、富山県富山市…

『根知男山(新潟)』雪深い根知谷で全て完結する蔵。

今週から20時まで(酒の提供は19時まで)の限定で営業を再開した。 色々な制限はあるが、酒が出せれば少しはマシ。 とにかくリバウンドしての再宣言だけは勘弁してほしい。 さて、今回はこちらのお酒。 造るのは、新潟県糸魚川市にある渡辺酒造店。 創業は明…

『大信州(長野)』リンゴのような果実感あふれる酒。

昨日は「母の日」だった。 私には齢80になる母がいる。 車で1時間足らずの所に住んでいるが、コロナのせいでもう1年以上会えていない。 今年の夏頃には会えるかな?と期待していたが、今の状況では微妙だ。 せめてワクチン接種がスムーズに進むことを願う。 …

『明鏡止水(長野)』落ち着いた味わいの辛口純米酒。

正月の風物詩のひとつが「箱根駅伝」。 今年も色々なドラマがあったが、母校の東洋大学について触れておく。 今回の東洋は前評判は低かったが、終わってみれば総合3位。 昨年途切れた連続3位以内(11年連続)に1年で返り咲いた形だ。 その11年間を振り返ると…

『凌駕(新潟)』熟した旨みとすっきりした辛さ。

リラックスは大切だ。 流れに任せて生活していると、ついつい忘れがちになる。 そこで最近は意識してリラックスタイムを作るようにしている。 その時に使っているのが「アロマ diffuser」 火を使わず超音波で香りを広げるもの。 これがなかなかいい。 アロマ…

『萬歳楽(石川)』山廃らしい酸と旨みが際立つ酒。

最近「疲れやすいなぁ~」と感じる。 ちょっと前なら 「これじゃダメだ。もっと鍛えないと。」と考えた。 でも今は自分と喧嘩しないようにしている。 疲れたら休む。 回復したら動く。 それでいい。 それが自然だ。 さて、今回は「めでたいお酒」を紹介する…

『高千代(新潟)』無調整の生原酒をひと夏熟成。

10月になった。 酒税法が改正になり、一部の酒類の税金が変わる。 詳しく知りたい人は自分で調べておくれ。 日本酒は1800mlあたり18円の減税になる。 これで日本酒の消費が盛り上がるとは思えないが… それでも「減税」のイメージはポジティブだ。 さて、今回…

『梵(福井)』氷温熟成の奥深さ、ここにあり。

「時不知(ときしらず)」と呼ばれる鮭をご存じだろうか。 鮭は本来秋になると産卵のために遡上するのだが、稀に5,6月に戻って来るものがいる。 産卵を終えた秋鮭と異なり、丸々太っていて脂乗りも最高。 そんな鮭を人は「時不知(ときしらず)」と呼ぶ。 造…

『越後鶴亀(新潟)』レトロなラベルが印象的。

私は飽きっぽい性格だ。 ずっと継続していることや、好きで追いかけているものがほとんど無い。 老いていくにあたり、これはちょっと寂しい。 常に新しいものを追いかければ良いが、徐々に出来ることが限られてくる。 さて、どうしたものか。 今回はこちらの…

『越乃白雁(新潟)』新品種「新之助」を使った一本。

東京都のコロナ新規感染者数が高止まりしている。 そして感染者の多くが20~30代の若者だ。 だが20~30代の多くが感染者、というわけではない。 それでも若者たちが飲みに来ると、店にはある種の緊張感が走る。 そんな中で22日から「Go To キャンペーン」が…

『神渡(長野)』すっきりとしてバランスの良い一本。

今日は七夕。 いつもはスルーだが、今年は短冊に書きたい事がたくさんある。 「コロナが終息するように」 「自然災害がこれ以上起きないように」 「自分と家族の健康」 「お店の存続」 「世界平和」 「オリックス5割(苦笑)」…。 こんなときは何でもいいか…

『早瀬浦(福井)』地元の漁師に愛される酒。

東京都のコロナ新規感染者数もめっきり少なくなった。 季節的なものか?はたまた自粛の効果なのか? いずれにせよ緊急事態宣言の解除は秒読みだ。 思えばこの2ヶ月あまり…。 コロナのことしか書いていない。 それほど衝撃的な日々だった。 日常生活が激変し…

『吉乃川(新潟)』歴史のある蔵が造るふくよかな酒。

コロナ休業に入ってから、家でテレビを見ることが多くなった。 その中で好んで見ているのが、太田和彦氏の居酒屋を巡る旅番組。 数年前の再放送だが、十分楽しい。 今は行くことができない「旅」や「呑み」の気分を味わえる。 また太田氏の朴訥な語り口に、…

『常きげん(石川)』霊峰白山を望む加賀で醸す酒。

当面、夜間の営業を自粛している。 ランチは「条件付き」で営業している。 営業時間と入店人数を制限し、メニューは丼ものが中心。 短時間でサクッっと食べて頂くつもり。 しかし、日中に店を開けていると…。 昼呑みの老人たちがやって来る。 行きつけのカラ…

『久保田(新潟)』言わずと知れた新潟の銘酒。

過日体調を崩したが、だいぶ回復してきた。 やはり無理はいけない。 歳を考えろ、ってことだ。 健康診断は毎年受けている。 何も引っかからない。 だからといって歳には勝てない。 思考の切り替えが必要である。 ちなみに健康診断の基準値は、以前より厳しく…

『〆張鶴(新潟)』新潟産「越淡麗」で仕込んだ一本。

忘年会もピークを過ぎた。 例年より少な目だが、週末はそれなりに盛り上がった。 ところで「3010運動」なるものをご存じだろうか? 日本ではいわゆる「フードロス」が年間621万トンもあるという。 それを少しでも減らそうと一部の省庁が呼び掛けている運動。…

『天狗舞(石川)』香味と酸味のバランスが稀有の酒。

2019年の飲食店の倒産件数は過去最多になりそうだ。 中でも「酒場・ビヤホール」の倒産は143件で、11月時点で最多を更新している。 飲食店の倒産動向調査(2019年) | 株式会社 帝国データバンク[TDB] 原因として消費増税や節約志向があげられるが、店側の問…

『謙信(新潟)』ひと夏を越えて丸みを増した一本。

今週のお題「秋の空気」 飲み屋をやっていて「秋」を感じるのはどんな時か? 夕方5時の開店時間。 シャッターを上げると、外が薄暗くなっている。 「真夏は7時頃まで明るいのに…。もう秋だなぁ。」 毎年のこととは言え、この変化は目に留まる。 気温が下がっ…

『真澄(長野)』”七号酵母”発祥蔵がつくる辛口酒。

台風が接近中である。 史上最強の台風らしい。 明日は営業ができないかも知れないな。 それよりも、無事に過ぎ去ってくれることを願うばかりだ。 突然襲ってくる災害が多い中で、台風はある程度予測ができる。 それでも必要な備えをして、じっとしているしか…

『川中島(長野)』女性杜氏が醸す、まろやかなお酒。

時折、過去の記事を読み直すことがある。 そして思う。 「これは酷い…」 このまま公に晒しておくのは、いかがなものか。 少しずつ修正しているが、遅々として進まない。 いっその事、書き直してしまったほうが早いのでは? そんな考えもよぎるが、これだけの…

『九頭龍(福井)』黒龍酒造が造るフルーティなお酒。

9月だ。 9月は30日までだ。 そして月曜日が5回ある。 …そんなことはカレンダーを見れば分かる。 問題は月曜日が定休日ということだ。 つまり営業日が25日しか無い。 これはなかなか厳しいのである。 しかも今日は台風が直撃しそうな気配。 営業が危ぶまれる…

『想天坊 じゃんげ(新潟)』”蛇が逃げる”ラベルが妙。

明日は7月7日、七夕だ。 福島競馬場では、恒例のハンデ重賞「七夕賞」が行われる。 7月7日に七夕賞が開催されたのは、過去3回。 今回は2013年以来。 このレース、やはり「7」という数字が気になる。 今回は、藤田菜「七」子騎手が騎乗するので注目したい。 …

『川中島(長野)』”心の酒造り”がモットーの老舗蔵。

近年、多くのものが機械やAIに置き換えられている。 自動化、省力化が進んで、確かに便利になった。 その反面、人のふれあいや温もりが失われていないだろうか? 培った技術や文化や伝統が、廃れつつあるのではないか? ・・・・・ 造るのは、長野市川中島町…

『黒龍(福井)』米の旨みと爽やかな飲み心地が調和。

【常連M氏との会話】 M氏 「このお酒、クセがあるね。」 私 「えっ?腐ってる??」 M氏 「いやいや。腐ってはないでしょ w」 私 「・・・」 歳を重ねるとねぇ。 「言い間違い」に「聞き間違い」 毎日がスリリングだ。 さて、今回のお酒はこちら。 造るのは…

『山間(新潟)』妥協なき四代目が醸す、究極の味。

【常連M氏との会話】 FX取引をやってるM氏が嘆く。 スマホで為替チャートを見ながら…。 M氏「ドルの下げが止まらん。※※が止まらない~♬ って歌いたくなっちゃうよ!」 私 「えっ?『ロマンティックが止まらない』ですか?」 M氏「はぁ?『悲しみが止まらない…

『凌駕(新潟)』雪深い米どころで醸される特別純米。

お正月の風物詩とも言える「箱根駅伝」が終わった。 青山学院大学の5連覇を、東海大学が阻んで初優勝。 母校の東洋大学は、往路では優勝したものの復路で逆転されて総合3位。 前年と同じようなパターンで、総合優勝を逃した。 この結果をどう見るか? 「頑張…

『想天坊 じゃんげ(新潟)』超辛口生詰めの限定酒。

スマホ撮影、季節の日本酒シリーズ第5弾。 ついにシリーズ化したっ!? 新潟県長岡市にある「河忠酒造」が造る限定酒。 「想天坊」の別ブランドとして造られている「じゃんげ」シリーズ。 その中でも印象の強い一本。 蔵の裏手に「じゃんげ(蛇逃)の滝」と…

『八海山(新潟)』魚沼の大自然から生まれる銘酒。

営業が終わって帰路につくのが深夜1時頃。 その時間にチャリで走っていると、よくお巡りさんに止められる。 昨夜も二人組のお巡りさんに止められた。 「こんばんは。ちょっとよろしいですか」 「はい、どうぞ」 「お父さん、こらからお仕事ですか?」 「いや…

『高千代(新潟)』日本酒度+19 の超辛口純米酒。

最近ニュースを見ると… 「やっぱり文書がありました」なんて話しばかり。 これでもか、と出るは出るは。 官僚ももう支えきれないと悟ったのか? 崩れだすと脆いものだ。 組織たるもの、長くなると驕り、慢心、油断が生じてくる。 そして内部から、足元から崩…

『黒龍(福井)』「石田屋」の屋号を持つ黒龍の定番。

Yahoo!ニュースを見ていたらこんな記事が。 withnews.jp 一杯目のお酒として、ビールが減って、ハイボールが増えている。 また、癖のない焼酎や、本物指向の日本酒、ワインが伸びているとのこと。 データを提示して検証している。 お店での感覚も、概ね近い…