12月になった。
12月は、ボーナスもあるし、クリスマスもある。
何かと盛り上がる月。
一般的には「楽しい」月なのだろう。
私にとって12月は「苦難の月」
社会人になってから14年間、食品スーパーに勤務していた。
スーパーの12月は大変だ。
前半は「お歳暮商戦」
そして「クリスマス」から「年末・正月商戦」へ。
大晦日までびっちり仕事。
その後、飲食業に移ってからも「忘年会」に忙殺される月。
この月をいかにトラブル無く乗り切るか。
毎年、頭を悩ませる。
・・・・・
さて、今回のお酒はこちら。
造るのは、青森県の八戸酒造。
秋に紹介すればよかったのですが、ちょっと遅れた。
過去の陸奥八仙。
…など。
使用米は、華吹雪とまっしぐら。
精米歩合は、麹米55%、掛米60%。
日本酒度+3.0、酸度1.7の、火入れの特別純米酒。
「ひと夏越し」のひやおろし。
落ち着いた吟醸香。
濃厚でジューシーな旨みが、口いっぱいに広がる。
パイナップルを思わせる果実感。
濃いなぁ~、という印象。
それでも適度な酸も感じて、後味の切れは上々。
常温で。
切れは悪くないが、味が濃いのでちょっと飲みづらいかな。
米感は強く感じるようになる。
軽く温める。
ジューシー感の広がりがすごい。
米の旨みも、存分に感じられる。
が、ちょっとしんどい。
冷して飲んだ方がいい。
結局「落ち着きのある味わい」というのは、よく分からなかった(苦笑)
・・・・・
そんな苦難の12月だが…
楽しみは「有馬記念」
今年は常連さん数人と、お店で観戦する。
もちろん飲みながらだ。
美味しいお酒になるといいのだが…。
そして、レース後は通常通り営業する。
お酒を飲んでいても仕事するのである。
飲酒運転は御法度だが。
飲酒仕事は…?
まぁ、いいか。
サラリーマンじゃないし、ね。