K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

日本酒(東北・関東)

『澤乃井(東京)』穏やかな熟成感を味わいたい。

スマホ撮影、季節の日本酒、第7弾! って、お~い! いつまでやるんかい! このシリーズは、これで終わりにしたいが…。 造るのは、東京都青梅市の「小澤酒造」 使用米は、アケボノ。 精米歩合65%。 日本酒度+1、酸度1.8の純米酒。 ひと夏を越した「ひやおろ…

『雪の茅舎(秋田)』雪国秋田の銘酒ここにあり。

スマホ撮影、季節の日本酒、第6弾。 完全にシリーズ化したな。 もしや、カメラ買う気無し?? 造るのは、1902年創業、秋田県の「斎弥酒造店」 製品管理のため、精米から出荷まで、すべて蔵内で行う。 また「自家培養酵母」による仕込みが特徴。 今回のお酒は…

『青煌(山梨)』つるばら酵母で醸す夏の辛口原酒。

前回同様、スマホ撮影で夏の日本酒を。 何度か入れたことのある「青煌」だが、このブログでは初登場。 優しい味わいのイメージが強い蔵にあって、これは刺激的な一本。 シンプルでカッコいいラベル。 そして「辛口 on the Rock & Coll !!」の文字が、燃えな…

『いづみ橋(神奈川)』優しい味わいの癒し系生酛。

日本酒には季節ごとの限定品がある。 9月になって、ひと夏を越した「ひやおろし」の季節だが… いまだに紹介できていない「夏」限定のお酒がある。 「ブログ用に」と購入した一眼レフカメラ(ヤフオクで買った中古品) 早々に壊れてしまって画像が撮れない…。…

『陸奥八仙(青森)』濃厚で旨みたっぷりのお酒。

高校野球、夏の甲子園。 今年は「100回記念」大会らしい。 その大会もベスト4が出揃った。 さて、どんな結末を迎えるのか!? ・・・・・ 大阪桐蔭、やっぱり強い。 打線はもちろんだが、投手陣の層の厚さを感じる。 エースの柿木君、ショートの根尾君、10番…

『大那(栃木)』大いなる那須の大地に育まれた酒。

人間って「力」を持つとダメだな~。 必ずといっていいほど腐る。 いわゆる「内部告発」で出るは出るは。 日大アメフト部、レスリング協会、ボクシング協会、東京医科歯科大…。 官僚の不祥事も後を絶たないし。 大企業の幹部も…。 この手の報道に触れるたび…

『陸奥八仙(青森)』甘さと辛さを兼ね備えた酒。

台風が近づいている。 週末予定されていたイベントの多くは、中止もしくは延期を余儀なくされた。 関係者にとっては死活問題だろう。 自然状況により左右されるビジネスは、一考の必要がある。 近年の気象条件では、リスクが高すぎる。 ビジネスというよりは…

『鳳凰美田(栃木)』口に広がるジューシーな味わい。

しかし…暑い。 暑さには比較的強い体質だが、さすがに堪える。 今日は40℃近い予報も出ている。 この先、地球はどうなってしまうのだろうか? こんな状況ならば原発をフル稼働させて、火力発電をすべて止めた方が良いのではないか? そんな風に思ってしまう時…

『蔵守(東京)』澤乃井の酒蔵が造る、優しい熟成酒。

先日、店の10周年のプレゼントに、2000年醸造の長期熟成酒を頂いた。 今回はこちらのお酒を紹介する。 造るのは東京都青梅市にある小澤酒造。 「澤乃井」ブランドが有名。 その小澤酒造さんの「古酒」が、この「蔵守」 2000年に醸造されたお酒を、2年間タン…

『墨廼江(宮城)』オール宮城の純米吟醸酒。

「もはや梅雨明け?」と感じるほど暑い日が続く。 と思っていたら、関東甲信越が梅雨明けしたとの報道。 6月中の梅雨明けは「史上初」だそう。 早く梅雨明けしたということは… 夏が長くなる? それとも 季節がズレただけ? 個人的には後者のほうが嬉しいが、…

『鯉川(山形)』そっと寄り添ってくれる優しいお酒。

前回の記事で書いた通り、お店の冷凍冷蔵庫が不調に。 今週はその対応に忙殺されている。 どうにか行きつけの中古屋さんで、適当なものを見つけて購入。 明日の定休日に搬入予定。 心身ともに消耗するので、早くけりを付けて平常に戻りたい。 今回は、そんな…

『ばくれん(山形)』名前もラベルもインパクト大。

大相撲、5月場所が終わった。 鶴竜が2場所連続の優勝。 そして栃ノ心の大関への昇進が決定した。 いろいろ問題はあったが、連日の満員御礼。 この相撲人気には驚かされる。 慢心せずに、しっかり組織の改革をして欲しいものだ。 ・・・・・ そして力士が飲む…

『秀よし(秋田)』”どぶろく”を思わせるにごり感。

GWが明けて急に寒くなった。 そして天気は荒模様。 タンスにしまい込んだアウターを引っ張り出して… 夜は思わず熱燗をチビチビ。 東京で5月に最高気温が15度を下回るのは10年振りとのこと。 「10年振り」か…。 そんなに珍しくもないな。 「観測史上初」とか…

『栄光富士(山形)』知人の店で出会った純米大吟醸。

最近、お店の常連さんが会社を退職した。 いわゆる「早期退職」 サラリーマン生活、29年間。 (「教師生活、25年…」より長い…) 自分と同年代。今後は未定とのこと。 何はともあれ、お疲れ様、ということで。 常連さんをもう一人誘って、知人の店に飲みに行…

『磐城 寿(山形)』大震災から再起した「海の男酒」。

今日は3月11日。 東日本大震災から丸7年が経った。 この日にぜひ紹介したいお酒がある。 元々は福島県浪江町にあった「鈴木酒造店」 東日本大震災で大きな被害を受けた。 蔵が倒壊し、酒造りができない状態に陥った。 途方に暮れるところだが、一つの光明が……

『羽水(栃木)』羽のように軽く、水のように透明。

比較的のんびりとしたスタートになった平成30年。 新年会もほとんど無くて心配していたが… 1月25日の給料日を境に空気が一変。 2月最初の週末も予想以上に賑わった。 忙しいのは良いことなのだが… もう少し平均的にならないものか。 ま、無理なのだ。 それが…

『一白水成 (秋田)』フレッシュで躍動感あふれる酒。

1月もついに最終日。 あっという間の1ヶ月だった。 やろうと思っていたことが、できたような、できなかったような…。 お店も全体的にヒマだったが、最後の最後に少し忙しくなったり…。 いまいち達成感の無い、ぼやっ~とした1ヶ月になった。 今回は秋田の日…

『角右衛門(秋田)』幻の米"亀の尾"を使った純米酒。

日本酒の紹介が続く。 日本酒は随時、銘柄を入れ替えている。 さらに日本酒党の常連さんが多く、売り切れるペースが速い。 その前に記事にしなければ… そんな思いがあって、最近日本酒の記事が続いている。 今回は東北秋田の「角右衛門」 「かくえもん」と読…

『いづみ橋 (神奈川)』雪に見立てた"にごり"が特徴。

今日は朝からショッキングなニュースが飛び込んできた。 「岡田准一と宮崎あおいが遂に結婚へ」 以前、交際報道はあったが、正式に結婚となるとちょっとショック。 一度結婚で失敗している宮崎あおいさん。 再婚を決断したということは、岡田さんは間違いな…

『鏡山(埼玉)』蔵の町、小江戸川越に復活した酒蔵。

今、相撲界はいろいろあって揺れている。 それでも白鵬は揺るがずに40回目の優勝。 今回の騒動があって久しぶりに相撲を見たら、知らない力士が大勢いた。 あれ?把瑠都は?琴欧州は?(冗談w) 大きな変革の時期に来ているのと同時に、世代交代の時期なのか…

『山本(秋田)』秋田「ネクスト5」の一角。

しばらくウイスキーが続いた。 今回は久しぶりに日本酒を紹介する。 「白瀑(しらたき)」で知られる、山本合名さんの新ブランド「山本」 秋田の「NEXT5」のひとつ。 以前「一白水成」「ゆきの美人」の記事を書いた。 そしてこの山本さん。残るは「新政」と…

『千峰 天青(神奈川)』湘南に残された最後の蔵元。

最近「ん?」と感じる言葉がある。 飲食店には来店やオーダーの集中がつきもの。 昨夜も料理の注文が多く、まもなく宴会というタイミング。 空いてる席はカウンターのみ。 そこに現れたアラサー男女。 「カウンター席でよければどうぞ。料理に少し時間がかか…

『あぶくま(福島)』「雄町」らしさを感じて見たい。

めっきり寒くなった。 寒くなると人の動きも鈍くなる。 雨の日も多くて、今月はかなり苦戦を強いられた。 週末はすこし予約があるので、ちょっとだけ期待。 さて、今回は福島のお酒。 使用米は岡山県産「雄町」100%。精米50%。 日本酒度±0、酸度1.6。 「あ…

『日高見(宮城)』魚介類との相性が抜群。石巻の酒。

今回は宮城県石巻市にある平孝酒造の「日高見」 石巻は北上川の河口に開けた港町。 三陸海岸で水揚げされる新鮮な魚介類… そして震災での大きな被害が連想される町。 先月の宮城旅行の際に、石巻の「石ノ森漫画館」に行った。 ここも旧北上川の中州に建てら…

『蒼天伝(宮城)』震災から復活した「気仙沼」の酒。

今日は宮城の日本酒。 先月の旅行の際に購入したもの。 宮城県気仙沼にある、男山本店のお酒。 東日本大震災では大きな被害を受けたが… 「気仙沼の生産物を絶やすな!」の心意気で復活を遂げた。 気仙沼の恵まれた自然と、南部杜氏の伝統の技を活かした酒造…

『水芭蕉(群馬)』大自然を表現した綺麗な酒造り。

「ひやおろし」の季節だ。 最初に紹介するのはこちらのお酒。 群馬県永井酒造が造る「水芭蕉」 同蔵では「谷川岳」という銘柄もある。 群馬県の最北部に位置する川場村にある蔵。 豊富な自然、尾瀬の山々から流れる天然水。 自然を大切にしながら、綺麗な酒…

『ゆきの美人(秋田)』全量「雄町」で仕込んだ一本。

今回は、つい先日売り切れた日本酒を。 「雄町」は酒造好適米のひとつで、その多くが岡山県で栽培されている。 有名な「山田錦」「五百万石」も「雄町」の系統。 「雄町」は栽培が難しく手間がかかる。 その生産量が減少したとき「雄町」を品種改良した「山…

『墨廼江(宮城)』震災を乗り越えて甦る石巻の酒。

東日本大震災で大きな被害を受けた「石巻」にある墨廼江酒造。 人的被害は免れたものの、醸造機器類は壊滅状態になった。 しかし傾いた仕込みタンクの「もろみ」は無事で、復興への一歩を踏み出せた。 その後、全国からの支援を受けて、翌年にはほぼ復旧、酒…