K's MENU Note

シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

日本酒(東北・関東)

『阿櫻(秋田)』「秋田流寒仕込み」で醸す蔵。

今年も桜が満開だ。例年よりも少し早い。 コロナの影響で花見の宴席は自粛だが、散歩くらいはいいだろう。 近所の公園で数日前に撮影した。 7~8分咲きか。 今回は桜のラベルが美しいこちらの一本。 造るのは、秋田県横手市にある「阿櫻酒造」 創業は明治19…

『ど辛(秋田)』直球のネーミングが光る辛口純米酒。

1年半ほど前から、平日のみだが「ランチ営業」をしている。 コロナの影響で夜の客が減る中、まあまま順調だ。 ランチは夜と違って、ピークが短い。 昼12時からわずか15分ほどの間に、来店客の約9割が集中するのだ。 ここで企業の方々にお願いである。 混雑緩…

『宮泉(福島)』「写楽」ブランドで知られる蔵。

昨年末から体調を崩した。 だが崩れたのは体調だけでなく、メンタルもやられていた。 こちらの方が何かとシンドイ。 幾多の不調が現れる。 そしてメンタルの調子が悪いとブログが書けない。 書けないことはないが、内容がネガティブになる。 それは避けたい…

『雪の茅舎(秋田)』「三無い造り」が特徴の銘酒。

昨夜から雪が降った。 積もる予報も出ていたので警戒していたが、大したことは無かった。 数年前の大雪がトラウマになっていて、必要以上に身構えてしまう。 まぁ、備えあれば…、と言うことで。 今回は雪深い秋田のお酒を。 造るのは、秋田県由利本荘市にあ…

『来福(茨城)』令和2年、福が来ることを祈り…。

年が明けた。 令和2年。オリンピックイヤー。 どんな一年になるのだろうか? 新年最初に紹介するお酒はこちら。 縁起の良い名前の「来福」だ。 造るのは、茨城県築西市の来福酒造。 創業は1716年の老舗。 約10種類の酒造好適米と天然の花酵母でこだわりの酒…

『望 bo:(栃木)』未来を望む新感覚の日本酒造り。

先月、栃木県を訪れた。 途中、宇都宮で餃子を食べることに。 「餃子通り」なる小径がある。 訪れたのは、人気店「みんみん本店」。 平日の14時前だが、7~8人の行列。 数件先の「正嗣」も行列。 他の店はガラガラ。 この2店に集中しているようだ。 15分ほど…

『春霞(秋田)』奥羽山脈の麓で醸されるお酒。

最近、メガネを買った。 これで、今使えるメガネは3本になった。 気分や服装によって替える為だ。 …そんな訳はない。 目の調整機能が衰えてきたのだ。 遠く用と近く用の2本で賄って来たのだが、対応しきれなくなった。 致し方なく、中間のものを購入した。 …

『姿(栃木)』トロピカルフルーツを思わせる生原酒。

プロ野球日本シリーズが終わった。 ソフトバンクが圧勝した。 セパでかなりの力差があると思っていたので、特に驚きは無い。 しかし…恐ろしいチームだ。 リーグ戦では故障者続出。 飛車角落ちで戦って、それでも優勝を争っての2位。 主力が戻ってきたCSでは…

『大平山(秋田)』英字新聞を模したラベルが斬新。

先日、ひとりの若者が飲みにやって来た。 秋田の生まれで、今年大学を卒業。 就職して東京に越してきたそうだ。 他愛のない世間話しをしていると、その彼がポツリとつぶやく。 「実家がうどん屋さんをやってるから、いずれは継ぐんです。」 ほう。 お父さん…

『日輪田(宮城)』ひまわりラベルが目を引く一本。

久しぶりにお巡りさんに職質された。 (過去の職質シリーズはこちらから) kimama2016.hatenablog.jp ある日の昼下がり…。 すれ違ったパトカーに止められた。 「自転車にカギが付いていないようですが…。」 そう、確かに付いていない。 カギを失くした時に外…

『青煌(山梨)』「つるばら酵母」仕込みの夏酒。

ディープの後を追うように、キングカメハメハが逝った。 10年近く、リーディングサイヤーの1位2位を独占してきた2頭。 こんなかたちでその牙城が崩れるとは、想像だにしなかった。 種牡馬としてディープの後塵を拝していたキンカメだが、次世代では逆転しそ…

『武の井(山梨)』花酵母を使って仕込む酒蔵。

ゴルフの全英女子オープン。 弱冠20歳の渋野日向子選手が優勝した。 2018年にプロテストに合格。 今年5月に日本ツアー初優勝を飾っている。 そんなまだ経験も実績も少ない選手が、メジャー大会に初出場で初優勝。 日本人のメジャー制覇は、男女通じても1977…

『栄光冨士(山形)』80%の低精白で造る辛口純米酒。

ようやく梅雨が明けた。 猛暑になった。 ジメジメは不快だが、猛暑日もシンドイ。 今回は、そんな猛暑を吹き飛ばしてくれそうな日本酒だ。 その名も「いっせん ふうじん」 造るのは、山形県鶴岡市の冨士酒造。 「栄光冨士」ブランドの夏酒である。 使用米は…

『ゆきの美人(秋田)』夏に味わう”しぼりたて新酒”。

今年の梅雨は手ごわい。 去年が空梅雨だった分、余計に感じる。 真夏の暑さも辛いが、この不快な状態は早く終わって欲しい。 ここは「夏酒」でスッキリしよう。 造るのは、秋田県の「秋田醸造」 小規模、少量生産、丁寧な造りが特徴。 蔵はマンションの1Fに…

『くどき上手(山形)』辛い中にもフルーティな旨み。

大阪でG20が開催されている。 が、東京に居るとイマイチ、ピンと来ない。 どこか、遠い国で行われているような印象を受ける。 しかし… このきな臭い時に、各国の首脳が一堂に会するが必要あるのか? みんなで世界平和について議論する訳でもあるまいし…。 個…

『鳳凰美田(栃木)』山田錦を50%磨いた純米大吟醸。

まだ5月だというのに強烈な日差し。 昨日は30度を越えたようだ。 今年も暑い夏になるのだろうか? それでも5月。 湿気が少なく、木陰に入ると心地よくも感じられる。 新緑も美しい。 最近、昼休みに近くの公園に行き、木々を眺めたりしている。 時に自然に触…

『鯉川(山形)』米どころで地元にこだわる酒造り。

今日は「こどもの日」 飾るのは「鯉のぼり」 飲む酒は「鯉川」 と言うことで?? この書体。 なんとも味のある、ステキなラベル。 丸々と太った漆黒の鯉が、山形の清流を泳いでいる姿が目に浮かぶ。 八王子市在住の書道家、吉沢和子さんの書。 造るのは、山…

『若駒(栃木)』若き6代目が挑戦する酒造り。

今日は牡馬クラシック初戦、GⅠ皐月賞が行われる。 一生に一度しか挑戦出来ないクラシックレース。 精鋭3歳の若駒たちの躍動感あふれる姿を楽しみにしている。 馬券は… 今年は絶不調だ(涙) 予想を書きたいところだが、きっと外れるので止めておく(汗) せ…

『旦(山梨)』300有余年の歴史を持つ酒蔵の新銘柄。

早いもので、春のお彼岸だ。 気が付けば「新元号」の発表も間もなく。 いよいよ「平成」も本当にラスト。 そして4月は「統一地方選挙」があり… 5月には「新天皇の即位」 7月には「参議院選挙」 さらに10月に「消費税増税」が待っている訳なのだが…。 これ、…

『いづみ橋(神奈川)』有機栽培の玉栄で仕込んだ酒。

3月も半ば。 この時期は「花粉」さえ無ければ、とても気持ちの良い季節。 ランニングには絶好の気候なのだが。 暑くもなく、寒くもない。 湿気もそこそこ。 とにかく問題は「花粉」だけ。 自分は発症していないが、その辛さは容易に想像できる。 ランニング…

『写楽(福島)』若き四代目が立ち上げた新ブランド。

2011年の震災から、早8年。 この日が来るたびに、あの時のことが頭をよぎる。 そして「自分にできることは?」と考える。 …。 残念ながら、何も無い。 それでも飲み屋として 「東北のお酒を飲んでもらおう」と思う。 岩手、宮城、福島…。 東北は米も酒も旨い…

『ささまさむね(福島)』若い後継者が造る新銘柄。

今日はバレンタインデー。 本来ならばそれに因んだお酒を紹介したいところ。 甘い系のカクテルとか… チョコレートリキュールとか…。 しかし… イマイチそんな気になれない。 思うのは… 「バレンタインデーって、要らなくねぇ??」 なので、当然、甘いカクテ…

『栄光富士(山形)』冬にキリリと冷やして飲む酒。

横綱稀勢の里が引退した。 最後はボロボロで、見ていて辛かった。 個人的には、もうちょっと早く決断しても良かったのでは?と感じる。 それでも本人は「一片の悔い無し」って言ったとか。 本心なのか?ネタなのか? 真意は分からないが、私も引退する時に「…

『澤乃井(東京)』食を引き立てる大辛口純米酒。

あぁ、寒い。 昼間は少し暖かくても、夜になると気温がグッと下がる。 眠りにつく夜更け頃は極寒だ。 特に顔が寒い。 身体は布団にくるまっているので耐えられても、 顔は冷気に晒されているので、どうにもならない。 そんな時は… 大き目のニット帽を鼻が隠…

『山形正宗(山形)』日本酒の王道を目指す酒蔵。

2018年、大晦日。 酒ブログも、この記事で〆。 一年間、色々なお酒を書いてきたが、やっぱり日本酒が多かった。 注文が多く、売り切れるスピードが速い。 その都度、銘柄を入れ替えるので、自然と書く機会が多くなる。 そして〆も日本酒。 正月に、自分でも…

『上喜元(山形)』生酛造りの濃厚な無濾過生原酒。

ことしもあと4日。 ここまで来れば、もう先は見えた。 仕事納めの今夜が最後のヤマ。 一応30日まで営業するが、29日以降は「お休みモード」 飲み屋はのんびり営業になりそう。 そして年明け。 世間では「外食も年末年始は休もう」という空気が広がりつつある…

『秀鳳(山形)』旨みを感じながらキレていく。

深夜、自転車で帰宅中。 お巡りさんに職務質問されることがよくある。 その夜も裏通りの住宅街で止められた。 型どおりに名前を聞かれ、防犯登録を確認する。 ルーティンワークなのでおとなしく従う。 これで終了、と思ったら、 「住所は?」と聞かれた。 思…

『墨廼江(宮城)』果実の香りが印象的な石巻のお酒。

オリックスを自由契約になった金子千尋投手が日本ハムと契約した。 日本ハムという球団は… 「若手を育てる」チームという印象があったので、ちょっと意外。 それでもこの移籍は、双方にとってプラスになりそう。 近年やや精彩を欠いていた金子投手だが、環境…

『陸奥八仙(青森)』定番の赤ラベルをひと夏熟成。

12月になった。 12月は、ボーナスもあるし、クリスマスもある。 何かと盛り上がる月。 一般的には「楽しい」月なのだろう。 私にとって12月は「苦難の月」 社会人になってから14年間、食品スーパーに勤務していた。 スーパーの12月は大変だ。 前半は「お歳暮…

『いづみ橋(神奈川)』自然の「恵」に感謝して。

常連M氏との会話。 私 「秋晴れで気持ちいいから(犬の)散歩にでも行けば?」 M氏 「そだね~。ただ、ちょっと身ぎれいにして行かないと。」 私 「大丈夫でしょ。誰も(Mさんのことなんて)見てないっスよ。」 M氏 「ボサボサなんだよね~。」 私 「そうで…