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シングルモルトに純米酒、そしてカクテル。

2019-01-01から1年間の記事一覧

『川中島(長野)』”心の酒造り”がモットーの老舗蔵。

近年、多くのものが機械やAIに置き換えられている。 自動化、省力化が進んで、確かに便利になった。 その反面、人のふれあいや温もりが失われていないだろうか? 培った技術や文化や伝統が、廃れつつあるのではないか? ・・・・・ 造るのは、長野市川中島町…

『シンガポール・スリング』シンガポールの夕陽。

カクテルには地名がつくものがある。 もっとも有名なのはマンハッタン。 ニューヨークやシカゴ、アラスカなど… ブルーハワイにカリフォルニアレモネード 米国で誕生したカクテルが多いのだろう。 他の地域では コペンハーゲンやケープタウン。 アジアではヨ…

『ヒーリング チェリー』芳醇なチェリーのリキュール。

6月も半ばを過ぎた。 この時期の旬の果物といえば、何と言っても「サクランボ」 今回はチェリー・リキュールの代表銘柄「ヒーリング チェリー」を紹介する。 1818年、デンマークのコペンハーゲンで誕生したリキュール。 ラベルの表記はスウェーデン原産。 現…

『アドニス』甘みと酸味が好バランスの食前酒。

シェリー酒つながりでカクテルをもう一品。 「バンブー」のベルモットをドライからスイートに変えたもの。 kimama2016.hatenablog.jp 【スタンダードな処方】 Dry Sherry 2/3 Sweet Vermouth 1/3 Orange Bitters 1dash ステアしてカクテルグラスに注ぐ。 使…

『バンブー』日本をイメージしたカクテル「竹」。

前回、前々回とシェリー酒を紹介した。 その流れでこのカクテルを。 【スタンダードな処方】 Dry Sherry 2/3 Dry Vermouth 1/3 Orange Bitters 1dash ステアしてカクテルグラスに注ぐ。 オレンジビターズが無いので、アロマティックビターズで代用。 作って…

『ソレラ 1847』深い旨みの甘口シェリー酒。

関東地方も梅雨入りしたようだ。 しばらくは鬱陶しい日々が続くのだろう。 今回は甘口のシェリー酒を紹介する。 「ソレラ 1847」 シェリー酒には… フィノ、アモンティリャード、オロロソ(以上、辛口) ペドロ・ヒメネス(極甘口)などの種類がある。 今回の…

『ティオ・ペペ』辛口シェリー酒の代名詞的な存在。

時々購入する酒がある。 シェリー酒だ。 スペイン産の酒精強化(フォーティファイド)ワイン。 (醸造過程でアルコール「酒精」を添加し、度数を高めたワイン) スペイン国内よりは国外での消費が多く、イギリス、オランダなどに多く輸出されている。 日本で…

『瀧自慢(三重)』忍者の里「伊賀」で造られるお酒。

常連Mさん語録。 私 「喫茶ルノアールが、紙巻きたばこ禁止になるようですね。」 M氏 「ルノアールって喫煙所みたいなものなのに。」 私 「加熱式たばこは大丈夫みたいです。」 M氏 「アクオスはいいんだ。」 私 「???(何か違うぞ…。)あぁ、アイコスね…

『鳳凰美田(栃木)』山田錦を50%磨いた純米大吟醸。

まだ5月だというのに強烈な日差し。 昨日は30度を越えたようだ。 今年も暑い夏になるのだろうか? それでも5月。 湿気が少なく、木陰に入ると心地よくも感じられる。 新緑も美しい。 最近、昼休みに近くの公園に行き、木々を眺めたりしている。 時に自然に触…

『金峰 櫻井』原料芋の下処理に力を注ぐ蔵。

ひとりでやって来る女性は数少ない。 アラフォーC嬢はその一人。 最近、彼女の恋愛話しに巻き込まれる男性常連'sが増えている。 巻き込まれたら最後、てっぺん(0時)超えは免れない。 昨夜もふたりのおっさん常連'sが犠牲?になった。 男女の恋愛話は常に盛…

『デ マンディス 』「やまや」が販売するリキュール。

近隣に「ワールドリカーシステム やまや」なる酒販店がある。 宮城県仙台が発祥で、国内に261店舗を構える。 株式会社 やまや イオングループの一員らしい。 2006年にイオンとの共同出資で、輸入会社「コルドンヴェール」を設立。 2013年には居酒屋「はなの…

『オールド ファッションド』古典的だが新しい!?

時代が変わった。 それに便乗して私も色々変えたい。 最近のテーマは「チェンジ」 着るもの、食べるもの、飲むもの、生活空間、働き方… 凝り固まったルーティンを解きほぐして、日常生活に新風を吹き込みたい。 私のトレードマークは「ハンチング」 開店以来…

『東洋美人(山口)』米の旨みを十分感じる大辛口。

5月も半ばになった。 相変わらず弱いオリックスだが、希望はドラ7の中川圭太選手。 PL→東洋大とエリート路線を歩んだ「最後のPL戦士」。 ケガ人&不調者続出で1軍に昇格。 ここまで15試合に出場、Av.364、1HR、4打点。 ここ2試合はトップバッターに起用され…

『オールド・パル』「古きよき仲間」と味わいたい。

先日(と言っても2月だが…) 年一回恒例となっている、高校の友人との飲み会があった。 高1の時に同じクラスだった仲間。 もう40年近く前になる。 メンバーは全部で6人。 近年はみな忙しそうで、毎年3~4名で行っている。 皆勤賞は私と、小学校教諭のTK君。 H…

『鯉川(山形)』米どころで地元にこだわる酒造り。

今日は「こどもの日」 飾るのは「鯉のぼり」 飲む酒は「鯉川」 と言うことで?? この書体。 なんとも味のある、ステキなラベル。 丸々と太った漆黒の鯉が、山形の清流を泳いでいる姿が目に浮かぶ。 八王子市在住の書道家、吉沢和子さんの書。 造るのは、山…

『鍋島(佐賀)』数多くの受賞歴を誇る注目の酒蔵。

新しい時代が始まった。 …と言っても、特に何も変わらない。 今年はGWが10連休のようだが… 製造業が大連休なのは例年通りだし サービス業が休めないのも毎年のこと。 オリックスが弱いのも変わらない(苦笑) 今年が特別だという人は… パッと思いつくのは「…

『ジェントルマン・ジャック』紳士的な?テイスト。

平成ラストの記事になる。 この時代の「お酒の変遷」を自分なりに振り返ってみると…。 バブルと共に始まった平成。 程なく弾けて、人々の嗜好は割安な焼酎へ向かう。 スナックなどでも、ウイスキーから焼酎へのシフトが起きる。 また、健康にも良いというこ…

『黒龍(福井)』米の旨みと爽やかな飲み心地が調和。

【常連M氏との会話】 M氏 「このお酒、クセがあるね。」 私 「えっ?腐ってる??」 M氏 「いやいや。腐ってはないでしょ w」 私 「・・・」 歳を重ねるとねぇ。 「言い間違い」に「聞き間違い」 毎日がスリリングだ。 さて、今回のお酒はこちら。 造るのは…

『ボウモア スモールバッチ』2種類の原酒をブレンド。

4月も半分が過ぎた。 平成もいよいよフィナーレ。 30日は多くの方がカウントダウンをやるのだろうか? 酒屋などでは「令和の乾杯はこのお酒で」的なPOPをよく見かける。 私は今のところノープランだが…。 平成最後の夜は、ともに過ごしてきた家族と一緒に居…

『若駒(栃木)』若き6代目が挑戦する酒造り。

今日は牡馬クラシック初戦、GⅠ皐月賞が行われる。 一生に一度しか挑戦出来ないクラシックレース。 精鋭3歳の若駒たちの躍動感あふれる姿を楽しみにしている。 馬券は… 今年は絶不調だ(涙) 予想を書きたいところだが、きっと外れるので止めておく(汗) せ…

『オールドプルトニー』バランタイン7本柱の一角。

三寒四温とはよく言ったもので、春の温暖な気候から一転。 昨日は冬に逆戻りしたようで、雪までチラつく始末。 今日は天気は回復したが、風が強い! 「チャリ族」にとっては、雨も辛いが、風もキツい。 安定した気候が望ましいのだが…。 こればっかりは自然…

『グレンマレイ12年』白ワイン樽で後熟するモルト。

流れに身をまかせていると、あっという間に時間が過ぎる。 気が付けば、4月も2週目。 桜の花も散り始めた。 庭には雑草とのバトル開始を告げる「カラスノエンドウ」の群生が…。 軽くランニングしていると… 今日はあちらこちらで入学式が行われている模様。 4…

『ウォッカ』ロシアなどで造られる無味無臭の蒸留酒。

桜花賞を前に「ウオッカ号、死亡」のニュースが。news.netkeiba.com 牝馬として、日本ダービーを64年ぶりに勝った名馬。 GⅠ7勝。引退後はアイルランドで繁殖馬として暮らしていたが… 先日、病気により、15歳でその生涯を閉じたとのこと。 ウオッカ号の冥福を…

『春鹿(奈良)』「超辛口」を冠した日本酒の元祖。

新元号が発表された。 「令和」だそう。 その賛否はともかく「安」や「晋」が付いていなくてホッとした。 新元号自体はそのうち慣れるのだろうが、公の書類などはもう西暦でいいでしょ。 3代にまたがると、計算が面倒だしね。 さて、今回は「純日本」っぽい…

『扶桑鶴(島根)』酸味、甘みのバランスが良。

気が付けば3月ももう終わり。 まもなく新元号の発表だ。 最近やけに時が流れが早い気がする。 こうやって年をとって行くのだな。 あと何年、お店をできるか分からないが… これからも感謝の気持ちと思いやりを忘れず 飲み屋道に精進してまいります。 そうすれ…

『ギムレット』ジンベースのスタンダード。

春、新たな始まりの季節。 そんな中、悩める常連Aさんは… kimama2016.hatenablog.jp ついに退職を決意したとのこと。 2~3年前から悩んでいた。 精神的にも体力的にも参っていた。 いいと思う。 今年、40歳。 先も長いしここで環境を変えてみる。 何より自分…

『カウボーイ リトルバレル』アメリカンブレンデッド。

先週のダウの下落を受けて、今日は東京市場が暴落中。 世界的な経済の減速懸念。 米中を中心とする貿易摩擦。 イギリスのブレグジット問題。 不安要素が山積する中で、ポジション調整が始まった様子。 しばらく苦しい展開が続きそう。 こうなると、本当に消…

『ジョージ・ディッケル No.12』素朴な味のテネシー。

イチロー選手が引退を表明した。 45歳。よくやったと、思うが…。 日本での2試合は必要だったか? 昨年「事実上の」引退。 でも、この2試合の為だけに、何かスッキリしない中途半端な形になっていた。 「日本での開幕戦で、引退の花道」というのは分からなく…

『旦(山梨)』300有余年の歴史を持つ酒蔵の新銘柄。

早いもので、春のお彼岸だ。 気が付けば「新元号」の発表も間もなく。 いよいよ「平成」も本当にラスト。 そして4月は「統一地方選挙」があり… 5月には「新天皇の即位」 7月には「参議院選挙」 さらに10月に「消費税増税」が待っている訳なのだが…。 これ、…

『いづみ橋(神奈川)』有機栽培の玉栄で仕込んだ酒。

3月も半ば。 この時期は「花粉」さえ無ければ、とても気持ちの良い季節。 ランニングには絶好の気候なのだが。 暑くもなく、寒くもない。 湿気もそこそこ。 とにかく問題は「花粉」だけ。 自分は発症していないが、その辛さは容易に想像できる。 ランニング…